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ジンケート亜鉛めっき光沢剤

ディップソールNZ-110は、従来のジンケート亜鉛めっき光沢剤では得られない優れたベーキング性を有する高機能化時代の新タイプ光沢剤です。均一電着性に優れ、広い電流密度・亜鉛濃度範囲で使用でき、作業性も良好です。また、高温での使用が可能で、ベーキングによる光沢低下が無く、水素抜きを必要とするボルト類のめっきに最適です。

特徴

  • 安全性：長尺ボルトのめっきに最適です。
  • 均一性：二面幅の膜厚を抑制。
  • 従来浴より均一電着性がさらに良好になります。
  • ベーキング処理によるめっき外観変化がほとんどありません。
  • ボルト類のめっきに最適です。
  • 亜鉛6g/Lで従来タイプの膜厚が得られ、つき回り性も向上します。
  • 作業電流密度範囲が広く、長尺ボルト等のコゲを防止できます。
  • 耐高温性に優れ、高電流、高亜鉛濃度による高速めっきが可能です。
  • 標準条件におけるめっき速度は約0.25μm/分(実験値)です。

    • 性能

    新光沢剤NZ-110と従来浴の膜厚比較(ハルセルテスト) ハルセルテスト条件
    液量 50L、Zn/NaOH=10/140(g/L)、各光沢剤標準仕様 評価サンプル：M10x75x22(P=1.25)
    NZ-110 新光沢剤 従来浴均一タイプ
    めっき条件 平均Dk(A/dm2) 0.6
    温度(度) 30 35
    時間(分) 60
    膜厚(μm) 測定部 頭部 軸部 頭部 軸部
    N 1 14.4 12.5 15.7 8.2
    2 14.9 12.5 16.7 8.2
    3 14.5 11.5 15.7 8
    4 14.5 11.3 17.2 8.7
    5 14.5 11 16.5 8.1
    Ave. 14.6 11.8 16.4 8.2
    均一性(頭部/軸部) 1.2 2

    ランニング耐食性データ
    0時間 72時間 120時間 168時間 192時間 216時間
    建浴初期
    100dm2/L
    200dm2/L
    400dm2/L
    600dm2/L