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金属表面処理剤製造販売のディップソール |
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会社の理念と業績
ディップソール株式会社は、金属の美しさと強さを求めて、創立以来たゆみなく歩み続けてきました。
人類の文化は金属の利用とともに発展してきましたが、今日使われている金属の90数%を占める鉄をはじめとして、 そのほとんどのものが表面処理なしではたちまち本来の性質を失ってしまうことはご存知の通りです。 そうした金属に優れた特性を発揮させ、さらに美しさを付加することを当社の使命としてきました。 総合メーカーを目指して出発
戦後の混迷がまだ続いていた頃、わが国の表面処理技術が欧米先進国に遥かに遅れをとっていることをつぶさに見、
深く感じることのあった初代社長・五十嵐敏夫によって当社は設立され、
産業・経済・社会の発展のために不可欠の「金属表面処理剤の総合メーカー」が標榜されました。
当時はまだ業界にあってもなじみの極めて薄かった界面活性剤の利用研究がまず始められ、 日本におけるパイオニアとしての苦労のうちに画期的な製品が次々と生み出されました。 常識を破る「錆び(サビ)と油が同時におちる」独創的な前処理剤がその一例です。 営業面においても、当初から技術者がセールスするという独自の方法が採られました。 後に一般に採用されることになったセールスエンジニアの先駆けと言えます。 これはまだ勘に頼らざる得ない状態にあった多くのめっき工場や塗装工場において高性能の製品とあいまって大いに歓迎されました。 それは研究活動にも反映され、独自の発想に基づく開発テーマと並行して、 ユーザーが現場で抱える問題解決のための研究が協力に進められました。 年間数百件にものぼる「研究依頼」の難問が次々に解決されていきました。 こうして熱望される新商品の開発にも拍車がかけられ、今日に及ぶユーザーとの深い信頼関係が築かれました。 ディップソール株式会社の社名のそばに<金属ヒフ科の名医>という言葉が掲げられているのをカタログ等でお見かけになるかと思いますが、 これは、中国の「ハダシの医者」のように問題があればどこへでもすぐに飛んでいく活発な技術サービス活動と、 その成果に対して寄せられたユーザーの声に由来するものです。 自動化と公害問題を先見して開発
その後わが国の産業界は急速に発展し、量産のための自動化・ライン化の時代を迎えますが、
表面処理工業界にあっても自動化・ライン化対応のため、品質の安定した処理剤が求められるようになりました。
そこで当社は、総合メーカーとして自動化・ライン化されたプロセスにマッチした製品を提供し、この時代をリードしました。
そして公害問題に直面する時期に入りましたが、当社は問題が顕著化される以前から、 既に無公害・無毒性処理剤の開発に取り組んでいました。 それまでは絶対必要視されていた青化物を、めっきプロセスから排除する研究を含む極めて困難な戦いでした。 その成果が、今日もっとも多く使用されている「ノーシアン亜鉛めっき光沢剤NZシリーズ」であり、また「超低濃度クロメート剤」です。特に 「ノーシアン亜鉛めっき」に関する技術は世界的に注目を浴び、世界数カ国の特許を取得し、ドイツ、 アメリカ国内でライセンス契約を結ぶに至っています。また高度化。多様化するニーズを先取りして、 スズ・亜鉛合金めっき剤や中性浴スズめっき剤の実用化を果たしています。前者はスズと亜鉛とのそれぞれの特長が生かされ、 二次加工性と耐塩害性にすぐれためっき特性があり、車の重要保安部品になくてはならないめっきになっています。 また後者は、中性浴であるため基体の侵食が極めて少なく、 ダウンサイジングや高機能化が進むチップ部品へのめっきに幅広く採用されています。 さらに、アルカリ浴での亜鉛・高ニッケル合金めっき剤の実用化を果たし、高耐熱・高耐食性めっきとして広い分野において高く評価され、 採用されています。他面また、処理剤のほかに品質の向上安定、公害防止、省力、省資源を目的とした機器類の開発にも力を注ぎ、 大きな実績を上げています。 国際化を目指して展開
ディップソールは創立後の早い時期から、中国、韓国との技術交流に努めるとともに、
アジア各国ならびに欧米に製品輸出を行うことでこれらの国々の工業化に寄与してきました。
また、マレーシアにおいては、得意とする各種金属表面処理分野のみならず、ダイキャスト加工、 精密機械加工等の周辺産業分野に業容を拡大し、日系企業はもとより、 現地企業の品質向上ならびに現地社会の発展に貢献するべく努力しています。 米国においては、現地会社の協力を得て表面処理薬品の製造販売ならびに技術アフターサービスにより、 国内と同様、<金属ヒフ科の名医>として活躍しています。 未来社会に貢献します
このようにディップソールは今日では数多くなった表面処理のメーカーの中で、そのパイオニアとして、
また、真の総合メーカーとして、常に最先端を歩み続けてきた歴史と業績にプライドを持っています。
今日、400余種の製品を擁してわが国はもちろん世界各国に技術と製品を供給するとともに、より高度な製品、 さらに広大な世界を求めて前進し続けています。 例えば、工業材料の多様化に対応すべく、各種無電解めっき皮膜やイオンプラズマによる新機能皮膜など、 いわゆる表面改質分野でも、その技術力を遺憾なく発揮しています。 金属の表面にセラミックスの皮膜を形成する新しいハイテクノロジー「セラメッキ」は、新素材として、 ファインセラミックス分野で注目を集めています。さらに、電子部品のめっきから鉛を排除する鉛フリーはんだめっき、 オゾン層破壊係数の極めて低い溶剤洗浄剤SCシリーズ、6価クロムを使用しない防錆剤などを開発し、 これからの地球の環境を守る新しい技術として高く評価されています。 研究部門についてはいっそうの充実をはかり、今後、より強力に研究・開発を推進していきます。 ディップソールは、永年にわたって蓄積してきた技術と経験を生かし、 金属を愛することによって、明日の社会に貢献していきたいと思います。 |